アルゼンチンはカトリック教徒が多く、街のあちこちに教会があります。
私の周囲には毎週教会に通うといった熱心な信者はいませんが、クリスマスが近づくこの時期にはこんな習慣があります。
- 住居、お店、ショッピングセンターにツリーを飾る。
- サンタクロースが子どもたちにプレゼントを持ってくると信じられているので、親はそのためのプレゼントを用意する
- 家族や友人にプレゼントを送り合うので、プレゼント選びに忙しくなる。
熱心な信者ではないと話すアルゼンチン人の友人も、クリスマスは家族で集まって祝うそうです。
クリスマスイブには家族や友人が集まり一緒に夕食を食べ、日付けが変わるのを待ちます。夜中の12時に向けてカウントダウンが始まり、25日を迎えると乾杯します。ブエノスアイレスで、花火大会はありませんが、各個人で花火を上げ、にぎやかです。
夜が明けて25日もパーティーが続き、再びごちそうを食べます。
そして、1週間後にはまた家族や友人が集まり、大みそかの夕食をともにします。そして、元日に向けてカウントダウンし、日にちが変わると乾杯します。
そして夜空に打ち上げ花火が。
「1週間前も似たように過ごしたよね」と思いつつ、新年を迎えます。
玩具屋、雑貨屋、ファッションブランド、食品店、スーパーマーケット、ドラッグストアまで`、クリスマス商戦が繰り広げられます。
クリスマス前はどのお店も買い物する人でにぎわいます。
学校や職場で新品・中古のおもちゃや不用品を集めて、児童養護施設や恵まれない地域に寄付をする活動もよく耳にします。
クリスマス、年末年始と慌ただしい日が続くのは、日本と同じです。