日本のニュースでも話題になっていますが、ブエノスアイレスで臨月の妊婦や赤ちゃんを連れたロシア人家族を見ることが多くなってきました。
アルゼンチン人と比べて、背が高く、色白なので、「もしかしたら」と耳を傾けてみると、ロシア語っぽい言葉を話しているので、目につくのです。
アルゼンチンとロシアの関係は友好的なのか、新型コロナウイルスのワクチンはいち早くロシアから輸入されました。ロシア人はノービザでアルゼンチンに入国でき、アルゼンチンで生まれた子どもは、アルゼンチンの国籍が与えられ、親の永住権が取りやすくなります。
また、移民を受け入れてきたアルゼンチンは移民に寛容な面があります。
そんな理由で遠いロシアからはるばるアルゼンチンへ訪れる人が増えているようです。
アルゼンチンで出産したロシア人家族は、別の国へ行く場合もありますが、中には、アルゼンチンに留まる人もいて、スペイン語を勉強し始めています。終わりの見えない戦争の影響でさらにロシア人が増えそうです。